このまま円高が進めば、来年度も利回り10%確保できるかも?

私は太陽光業界の人ではありませんので、ちょっとした妄想かもしれませんが、、、

人民元/円 も、 米ドル/円 も、去年の夏ごろから大体15~20%位、円高になっています。

中国製の太陽光パネルや架台の取引を円でおこなっていれば関係ありませんが、元やドルでおこなっていれば、この為替変動分は、利益の増加や販売価格の引き下げに貢献していると思います。

非常にざっくりした計算になりますが、

昨年度(27円時代)の低圧太陽光は、
土地+設備+工事費他が大体1900万円位で、年間売電収入が190万円で、表面利回り10%。
といった相場感だと思います。
設備(パネル+パワコン+架台)の分は、大体1000万円位でしょうか。

今年度(24円時代)の低圧太陽光は、
土地+設備+工事費他が大体1700万円位で、年間売電収入が170万円で、表面利回り10%。
といった相場感だと思います。
設備の分は、大体800万円位でしょうか。

去年の後半(27円時代)から現在(24円時代)にかけて、設備の値段が大体2割位下がっています。
なんと、円高の流れと同じです。

FITの買取価格の下落にかかわらず、利回り10%を維持できているのは、円高が大きく影響しているのではないでしょうか?
もちろん、業界関係者の様々な努力によるところも、あるとは思いますが。

来年度の買取価格がいくらになるかは分かりませんが、仮に21円/kWhだとすると、
年間発電量7万kWhの場合、
年間売電収入=21×70000=約150万円
なので、
利回り10%にするには、土地+設備+工事費他で1500万円にする必要があります。
この場合の設備代は、600~700万円といったところでしょうか。

今よりさらに2割程度安くする必要がありますが、為替が2割円高になれば、21円/kWhでも利回り10%が確保できそうに思います。
1人民元12円、1ドル80円程度です。
4年前はこの位だったので、十分ありえる水準だと思います。

もちろん、表面利回りを確保できても、維持費等を含めた実質の儲けを考えないと判断はできませんが、このまま円高が進めば、まだしばらく、太陽光の魅力は健在だと思います。

FITの制度変更もあり、来年度になると今年度より条件が悪くなるのは否めませんが、まだまだコストの低下が進むことを期待して、今年度にこだわりすぎず、じっくり物件を検討したいと思います。

(6/19追記)
逆に、今後為替が円安になった場合は、太陽光は益々厳しい状況になっていくと思います。
国がFITの買取価格を決める上で、為替の要因は考慮されているのでしょうか?
過去のシステムコストを単純に用いるだけでなく、そのコストの変化の要因も十分吟味した上で、価格決定されることを期待したいです。