ノイズフィルターで発電量が20%以上アップする???

時々、ブログなどで話題に上がっているようですが、このような怪しさ満載の商品は好奇心をくすぐられます・・・

ソーラー・ノイズフィルター α1.3

です。

ホームページを見ると、2014年頃は展示会やメディアに多く出ていたようですが、その後はどうなのでしょう?

この装置、幅45cmで高さ50cm、重さ33kgで、それなりのサイズと重さがあります。
それをソーラーパネルの出力とパワコンの入力の間に接続します。

この装置を使うことで、おおよそ15~30%(保証値15%)の発電量増加を実現できるそうです。

過去のPR記事 によると、

出力50kW未満の太陽光発電システム向けの場合、本体価格170万円で、工事費込で200万円だそうです。

200万円を20年で割ると、1年当たり10万円。
年間売電収入が180万円の場合、この装置を付けて15%増えるとすると、売電収入は27万円増。
差し引きプラス17万円なので、一応採算は合いそうですが・・・

この装置のホームページによると、

太陽電池は半導体であるダイオード発振が起きており、特に生成された電力の高周波成分の伝送時には、セルの内部抵抗をはじめ様々な影響(インダクタンス、表皮効果、誘電損失等)を受け、信号劣化を引き起こします。

ソーラー・ノイズフィルター α1.3 は、上記のような電力損失、信号劣化を改善するために、伝送媒体を磁性体であるコア(特許出願中)を用いて、太陽電池から得られる電力を効率よく変換することを特徴としています。

だそうです。

ダイオード発振??

パワコンは太陽電池から入ってきた電力をDC-DCコンバーターで受けるので、太陽電池からの入力電流にはリップル(スイッチング周波数による電流変化)が生じる可能性はあると思います。
その事を言っているのでしょうか?

もしそうだとすると、この装置は、
パワコンの入力電流のリップル成分による損失を改善するものでしょうか?

本当に改善されるのなら、多少は発電量が増えるのかもしれませんが・・・

ちなみに、この装置は特許が登録されています。
特許番号は、特許第4390852号です。
特許・実用新案番号照会 の、「特許公報・広告特許公報」のところに番号を入れると出てきます。

仕組みはコア付きのフィルタのようですが、はたしてこれが発電量を増やすのか、、、
私には何とも判断できません・・・

この装置を実際に導入したところが紹介されていますが、その後どうなのでしょう?

誰か、この装置を導入して、真面目に検証している人はいませんか?