住宅用太陽光はFIT終了後、全量自家消費への流れになるか?

2019年以降やってくる、住宅用太陽光のFIT終了ですが、
1.そのまま何もしないと、余剰電力を電力会社にタダで提供することになるかもしれない
2.新電力に売電できたとしても、かなり安くなるかもしれない
ということが想定されます。

それでも社会貢献という意味合いはありますが、合理的に考えると、やはり自家消費の方向になりそうな気がします。

FITの期間中は売電していた余剰電力を、蓄電池に蓄電するようにして、夜間や曇りの日に自家消費すれば、電気代がほとんどかからなくなるかもしれません。

この考え方は従来からありましたが、蓄電池のコストがネックとなって、なかなか普及しませんでした。

ところが、ようやく日本政府も本気でコストダウンに取り組み始めたようです。

経済産業省のエネルギー・環境関係の会議資料
の中にある、
エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス検討会(第5回)‐配布資料
の中の、
資料8 定置用蓄電池の価格低減スキーム

に、家庭用蓄電池の目標価格があります。

kWh用蓄電池(家庭用)の目標価格

2020年度で6万円/kWhです。

蓄電池の容量がどれだけ必要かは一概には言えないですが、例えば10kWhだと60万円です。
この蓄電池で年間6万円(1カ月平均5000円)の電気代が節約できると、ちょうど10年で元が取れることになります。

電気代が25円/kWhの場合は、1カ月で200kWh分を蓄電して使う計算になります。
1日平均6.6kWhです。
1カ月の全消費電力量が400kWh(1万円分程度)の場合、半分を太陽光発電の電気を直接使って、残りの半分を蓄電した電気を使う感じです。

蓄電池の容量が10kWhなので、天気の良い日が続けば電気を買わずにすむかもしれません。
曇りや雨が続くと、蓄電池だけでは難しいかもしれませんが、蓄電量を気にしながら電気を使うようにすれば、電気代をかなり節約できる可能性はありそうです。

この位の費用対効果になってくると、ようやく蓄電池の普及が始まりそうな気がします。