売電価格が18円/kWhになった時の儲けを計算してみた

2018年度のFITの太陽光(10kW以上)の買取価格は、私は希望も込めて19円/kWhを予想していますが、18円/kWhの予想もかなり強いようです。

確かに、政府の再エネの取り組み姿勢なども考えると、18円/kWhかもしれません。

そこで、買取価格が18円/kWhになった場合に、太陽光の投資としての魅力はどの程度になるのか、具体的な試算をしてみました。

とりあえず、初年度の年間発電量を9万kWhとします。
そうすると、初年度の売電収入は、18円×9万kWh=162万円。
表面利回りを10%にすると、初期費用は1620万円です。

この金額を元に、ざっと計算してみると、このようになりました。

売電価格18円試算1

維持管理費は、遠隔監視や除草などの費用、現地への交通費、パワコンの電気代などです。
維持費のそれぞれの金額は、発電所の状況によって違ってくるので、あくまでも一例です。

1620万円を投資して、20年間の平均利回りが1.86%という数字になりました。
1年間の儲けは平均30万円です。
1カ月にすると、2万5000円です。

ちょっと物足りない気もしますが、どうでしょう?

ちなみに、これは金利なしの場合なので、例えば金利2%のローンを使うと、赤字になってしまうと思います。
これでは投資になりません。

そこで、維持管理費を削減して、年間5万円にすると、次のようになりました。

売電価格18円試算2

利回りが2.48%に上昇しました。

これなら金利2%を払っても赤字にならない可能性はありますが、儲けはほとんどありません。
また、発電量が想定以下になると、赤字になる可能性が高いです。

初期費用が全部コミコミで1600万円で、年間発電量9万kWhなら、金利の支払いがなければ、投資してもいいかもしれません。
ただし、維持管理費をどこまで削減できるかは要検討だと思います。
金利の支払いがある場合は、この利回りではちょっと厳しそうな気がします。

実質利回りをもっと高めるには、初期費用をもっと下げるか、発電量を増やす必要があります。
そのような物件は出てくるでしょうか。
DIYなら可能かもしれませんが・・