もうガソリンは安くならないのか?

今年の6月頃からガソリン価格が高止まりしています。

ガソリン価格20180816
gogo.gs

ガソリン価格を決める最大の要因は原油価格と言われていますが、原油価格はピークアウトして最近は少し下がり気味のようです。

WTI原油先物週足20180816
chartpark.com

イラン産原油の輸入制限の影響など今後の原油価格が気になりますが、ガソリン価格に関しては、もう1つ気になることがあります。

それは、国内の給油所の数です。

給油所数推移H29
経済産業省「平成29年度末揮発油販売業者数及び給油所数を取りまとめました 」より

給油所の数も販売業者の数も、すごい勢いで減少しています。
ざっと20年で半分になっています。

減少の原因は、事業者の高齢化とか、貯蔵タンクが更新時期を迎えたとか、いろいろあるようですが、一番の理由は儲からないからだと思います。

ガソリンの販売量は右肩下がりです。

ガソリン販売量の推移
SS過疎地対策ハンドブック より

車の燃費向上や電気自動車の増加に加えて、若者の車離れ、高齢者の運転離れなど、ガソリンの消費量が減る要因はたくさんあります。
このような状況では、給油所が減少するのは当然だと思います。

今までは給油所同士が競争して1円でも安くしようという動きがありましたが、今後はだんだん競争がなくなって、ガソリンの値段は上昇していくかもしれません。
特に、給油所過疎地問題が深刻な地方では要注意だと思います。

もう少し先だと思いますが、ある時期からEVの普及が急速に進むかもしれません。