改めて、防草シートのコストを計算

防草シートがダメになってしまった ので、また防草シートを敷こうと思っています。
そこで、改めて防草シートのコストを計算してみました。

とりあえず、ホームセンターのカインズでは、このような防草シートが販売されています。


CAINZ 防草シート

1×50mのサイズで比較してみます。

耐用年数2~3年のものが3980円
耐用年数4~5年のものが5980円
耐用年数5~6年のものが11800円
「超高密度防草シート」は耐用年数10~12年で14800円

となっています。

シートを留めるピンを100円/㎡で計算すると、

耐用年数2~3年のシートは約180円/㎡なので、
1年あたりのコストは、
60~90円/㎡
6~9万円/1000㎡
です。

耐用年数4~5年のシートは約220円/㎡なので、
1年あたりのコストは、
44~55円/㎡
4.4~5.5万円/1000㎡
です。

耐用年数5~6年のシートは約340円/㎡なので、
1年あたりのコストは、
57~68円/㎡
5.7~6.8万円/1000㎡
です。

耐用年数10~12年のシートは約400円/㎡なので、
1年あたりのコストは、
33~40円/㎡
3.3~4万円/1000㎡
です。

ちなみに、ザバーン240Gの場合は、


GreenField

ネットでは1×30mのものが12000円位で売られているようです。
ピン代を入れて平米単価は約500円になります。

240Gの耐用年数はFAQに約7~13年と書かれているので、1年あたりのコストは、
38~71円/㎡
3.8~7.1万円/1000㎡
です。
 

全体的な傾向としては、耐用年数が長いシートほど1年あたりのコストは安くなりますが、気になるのは、
その年数を信用していいのか?
という点です。

近所の太陽光発電所でこんな状態になっている所があります。


 
この発電所は運転開始から5年ほど経過していますが、結構しっかりした防草シートを全面に敷き詰めてあって、去年までこんな雑草はありませんでした。
シートの経年劣化で今年になって雑草が一気に出てきたような感じです。

使用しているシートの耐用年数は分かりませんが、こういう状況を見てしまうと、メーカーが出している「耐用年数」をそのまま信じていいのか、ちょっと気になります。

いずれにしても、雑草対策のコストを考えると、防草シートはけっして安くはないと思います。
施工を業者に依頼した場合は、なおさらです。
何か、特別にシートを安く入手できれば、多少は安くなるかもしれませんが。

単に雑草対策なら、草刈りや除草を業者に依頼した方が安い可能性があります。

防草シートは、美観の維持とか、除草がしにくい場所に少し敷くとか、そういう使い方が良さそうな気がします。