USBドングルタイプのWi-SUNアダプタの注意点

先日、スマートメーターの遠隔監視装置が久しぶりに止まってしまいました。

カメラは正常に動作しているので、LTEの通信は問題ありません。
勝手に復帰することを期待して2日ほど放置してみたのですが、全く復活しないので、現地に行きました。

現地でPCにモニターを接続すると、エラーメッセージが出ていました。


 
実はこのメッセージ、今まで何度となく見ていたメッセージです。
Smamonのスタート時にWi-SUNアダプタが認識できないと出るメッセージで、バスパワーのUSBハブでUSBの電源電圧が低下した時などに出ることがあります。
特に、スティックPCとバスパワーのUSBハブの組み合わせの時は要注意です。

現在、スティックPCとバスパワーのUSBハブを使っていますが、ACアダプタの容量とUSBケーブルの長さを適切にして、USBの電源電圧は問題ないようにしてあります。

今回のエラーメッセージの原因は、どうやらUSB端子の接触不良のようです。
こんな感じでWi-SUNアダプタをUSBハブに刺していたのですが、
 

 
微妙な振動か何かで接続不良が起こったと思われます。
何となく、このUSB端子はちょっと差し込みが緩い感じもします。
一度抜き差ししたら、何の問題もなく動くようになりました。

もしかしたら、USB端子の接点が酸化している可能性もあるかもしれません。
遠隔監視装置一式は防水のプラボックスの中に収めていますが、密閉構造ではないので、ある程度外気が入ってくる状態だと思います。

とりあえず、ビニルテープで振動対策とコネクタ部分がなるべく外気に触れないようにしておきました。