新型コロナ第5波、今すぐイベルメクチンを承認できないか?

今日の東京都の新規陽性確認者数は4058人だそうですが、自宅療養や入院調整中の人数も大変なことになっています。


都内の最新感染動向(2021/7/30)

今日の分を入れたら、自宅療養と入院調整中で2万人です。
保健所も大変な状態になっていることが容易に想像できます。
このままでは、第3波の時以上に救える命が救えなくなってしまうかもしれません。

こうなったら、今すぐイベルメクチンを承認して、新型コロナ陽性で発熱などの症状が出た人に処方するのはどうでしょうか。

今は製薬業界に忖度している場合ではないと思います。


STROMECTOL- ivermectin tablet

 
イベルメクチンがCOVID-19に有効か有効でないかは、抵抗勢力の影響もあっていろいろ言われていますが、有効性はありそうです。


Ivermectin for COVID-19: real-time meta analysis of 60 studies

 
現状、イベルメクチンは適用外使用でCOVID-19の治療に使えることになっていますが、承認されていないので、多くの医師は処方に消極的だと思います。(第204回国会 厚生労働委員会 によると、保健給付の対象にもなっている)

 
先日、興和が治験を発表しましたが、年内の終了予定なので、そのままでは遅すぎます。

読売新聞(2021/7/1)
コロナ患者に「イベルメクチン」治験開始へ…ノーベル賞の大村氏が開発貢献

医薬品メーカーの興和(名古屋市)は1日、新型コロナウイルス感染症の患者に、抗寄生虫薬「イベルメクチン」を投与し、安全性と有効性を確かめる臨床試験(治験)を近く始めると発表した。治験は年内に終え、承認申請したいとしている。

そこで、「条件付き早期承認制度」を適用すればいいのではないでしょうか。


AnswersNewsPlus

条件付き早期承認制度の対象となった品目は、P3試験をせずに早期に申請を行うことができ、申請後は優先審査が適用されるため審査期間も短縮されます。こうしたことにより、重篤な疾患に対する有用な医薬品をいち早く承認するのがこの制度の目的です。

条件付き早期承認制度の対象となる医薬品は、次の4つの条件すべてに該当する品目です。
(1)適応疾患が重篤である
(2)医療上の有用性が高い
(3)検証的臨床試験の実施が困難、または実施可能でも相当の期間がかかる
(4)検証的臨床試験以外の臨床試験などにより、一定の有効性・安全性が示される

今の緊急事態を考えれば、条件に当てはめることはできそうに思うのですが。

イベルメクチンは寄生虫駆除薬として40年も使われている実績のある薬なので、リスクはかなり低いのではないでしょうか。

 
政府も飲食店を止めることばかり考えないで、もっと命を救う対策を本気で考えてほしいです。