Windows11用のPCを用意しました
Windows10が最後のWindowsだと思っていたのですが、マイクロソフトは10月5日にWindows11を出すらしいので、とりあえずPCを用意しました。
CIO Magazine (2021/6/23)「Windows 10は最後のWindows」という話は何だったのか
「Windows 11」が間もなく発表になると言われている。「Windows 10」が最後のバージョンのWindowsという話だったはずなのに、11が登場するのはなぜなのだろうか。
実は、「Windows 10は最後のバージョンのWindows」という発言は、Microsoftの経営陣や広報担当者から出たものではない。MicrosoftのデベロッパーエバンジェリストだったJerry Nixon氏が、2015年5月の技術者向けイベント「Microsoft Ignite 2015」のセッションの中で、何気なく発した一言だ。
当時Microsoftが公式に認めていたのは、Windows as a Serviceというコンセプトと、パッチやアップデートを継続的に提供するという点だけだったのだ。これについてMicrosoftからコメントは得られなかった。
よく分かりませんが、結局、マイクロソフトの人はいい加減な事を言っていたということでしょうか。
まあ、PCのハードウェアで商売している人から懇願されたのかもしれませんが・・
マイクロソフトに振り回されるのは本意ではないのですが、とりあえず最新のOSを使えるようにしておく必要があるので、Window11用のPCを用意することにしました。
Windows11はセキュリティ関係が大幅に変更されているようで、あまり古いPCでは使えないことになっています。(裏技で無理やりインストールすることはできるらしいが)
UEFIとかTPMとか、この辺がポイントですが、手持ちのPCはどれも対応していません。(現役のデスクトップPC(自作品)が3台ほどありますが、どれも10年以上経ったものばかりです・・)
もうPCにそんなにお金をかけたくないのですが、どうせ買うならなるべく長く使えるようにしたいので、マザーボードは最新のものにしました。
マザーボードはASUSのPRIME B560M-A
CPUはintelのPentium gold G6405
RAMはKLEVVのDDR4 2666 8GB×2=16GB
今回は全部アマゾンで買いました。
3点で28000円ほどでした。
ハードディスクやケース関係は手持ちのものをそのまま使います。
パソコンの組み立てはWindows95の時代から何度もやっているので、特に難しくはないのですが、ちょっとした事でつまづくことがよくあります。
今回使った電源は多分15年位前のもので、8ピンのコネクタがありません。
また、電源から出ている4ピンのコネクタは1本だけです。
これではマザーボードの8ピンの電源コネクタに接続できません。
そういう場合は4ピン→8ピン変換ケーブルを使うのが普通らしいですが、とりあえず今回は、マザーボードの8ピンのコネクタは半分の4ピンだけ接続しておきました。(今回使うCPUの消費電力なら大丈夫そうなので)
ということで、どうにか組み上げて、起動して、OSのインストールまで一気にやってしまいました。
そして、念のため、Windows11が使えるかどうかのチェックをしておきました。
マイクロソフトがWindows11のサイト でPCのチェックツールを出してくれているので、それを使います。
「今すぐチェック」をクリックすると、何と、
最新のマザーボードでも、そのままではダメなようです。
BIOSの設定が必要なようです。
ASUSのFAQ にやり方があるのですが、BIOSのバージョンの違いなのか、設定項目がかなり違います。
設定する場所を散々さがして、ようやく見つけました。
詳細設定
→PCH-FW設定
→TPM Device Selection
「ディスクリートTPM」を「ファームウェアTPM」に変更
この辺の説明はすぐ分かるようにしてもらいたいものです。ASUSさん。
BIOSの設定を変更して、再起動して、再度チェックすると、今度は大丈夫でした。
これは苦労する人が結構出てくるかもしれません。
Windows10で何も困ることがなければ、急いで11にする必要はないと思います。
(ただし、無償アップグレードの終了時期は気にしておいた方がよさそうです)