マイナンバーカードは配給切符のデジタル版か?

生活用品を手に入れるのにマイナンバーカードを使う時代が来るのでしょうか・・

ImpressWatch(2023/2/22)
災害時にマイナンバーカードでキャッシュレス決済 横須賀市やJCB

神奈川県横須賀市とJCB、トッパン・フォームズは、大規模な災害発生による通信障害や電源途絶を想定し、マイナンバーカードアプリケーション搭載システムを活用したオフライン環境下でのキャッシュレス決済システムの実証実験を横須賀市で開始する。

店舗のネットワーク接続が遮断された場合に、キャッシュレス決済できない、現金が引き出せないといった課題に対し、オフラインでもマイナンバーカードでキャッシュレス決済を可能とする。
これにより、災害時に現金がなくても生活用品が購入できるようになる。


 

役所の端末でマイナンバーカードに上限金額の情報をチャージしてもらうと、そのマイナンバーカードで生活用品が購入できるようになるそうです。

この仕組みを応用すれば、誰がいつどこで何をどれだけ購入できるか、すべて政府や自治体がコントロールすることもできそうです。

まさに、戦中戦後に使われていた「配給切符」のデジタル版です。


奈良県立図書情報館


文化遺産オンライン

KYODO (2022/9/14)
新米3日分に行列 戦後も配給制度続く

1948(昭和23)年9月14日、東京・深川でコメの配給を受ける主婦の行列。新米3日分が各家庭に配分された。戦時下の体制で始まった配給制度は戦後も続き、主食の不足分はイモ類や小麦粉を練った「すいとん」などで満たした。

今後、有事や経済力の低下などによって食料や資源が足りなくなってくると、それらを何らかの方法で管理して分配する必要が出てきます。
しかも、有事になると、通信や電力などのインフラが正常に使えなくなる可能性が十分考えられます。

今回の実証実験は、通信や電源に障害が発生した場合を想定していて、有事の配給制度を意識していると思われます。
横須賀市という場所も、いろいろ連想してしまいます。

 
ちなみに、この仕組みが出来上がったら、公金受取口座は必要なくなるかもしれません。

公金はマイナポイントがマイナンバーカードにチャージされる形で支給される。
そんな時代が来るのでしょうか・・