モデルナワクチン異物混入、不信感が増すばかり

景気・経済・社会問題

厚労省も武田薬品もモデルナも、真面目に対応する気があるのでしょうか。

今朝は沖縄の異物混入のニュースがありました。

日本経済新聞(2021/8/29)
沖縄県でモデルナ製に混入の異物、ゴム片の可能性　厚労省

厚生労働省は29日、沖縄県で米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物混入が見つかった件について、異物は注射針をワクチンの入った瓶のゴム製の蓋に刺し込んだ際に削り取られたゴム片の可能性が高いと発表した。注射針を刺す前のワクチンの瓶内には異物の混入がないことが確認されており、ワクチンの品質に問題はないとしている。
　

　
厚労省の発表文はこれです。

沖縄県における新型コロナウイルスワクチンの一部ロットの接種中止について

穿刺時のコアリング（別紙参照）等により異物が混入した可能性が高いため、
当該ロットのワクチンの品質に問題は無いと考えられます。

武田薬品の公式見解がこれでしょうか。
ずいぶん適当な会社ですね・・

可能性だけで、問題ない。
ですか？

厚労省もこれで納得しているのでしょうか？

この通知には別紙のPDFファイルがありますが、コアリングの説明だけです。

　
コアリングによるゴム片と言うなら、異物と蓋の針穴の拡大写真ぐらい載せるべきだと思います。
武田薬品はそれ位確認していると思いますが。
公開すると何かマズイ事があるのでしょうか？

それと、

ピンク色の固形異物はその大きさからワクチンに由来するものではないと考えられ、当該ロットのワクチンの接種を差し控える必要はないと考えられる。

では、何由来ですか？
シリンジの中のワクチンの液の中にあった物ですよね？
このまま無視ですか？

　
今回の一連の件でモデルナ社はいまだに公式発表をしていないようですが、自社製品の問題という認識はないのでしょうか。
販売委託先と製造委託先に全部押し付けですかね・・